コクワガタのブリード記録
コクワガタのブリード記録をまとめておく。マルカンのスーパーくち木を産卵木に使ってみたので、その報告でもある。
普通のくち木(フジコン)とホームセンターで売ってたマルカンのスーパーくち木の両方でセットを組んだ。スーパーくち木は「産卵木にしてみようと思います」とか「セットしてみました!」みたいなのばかりで結果がほとんど見あたらなかったのでとりあえず試してみることに。
- 7月下旬 採集
- 持ち腹だろうとは思うが,一応オスと一緒のケースに入れてみる。仲睦まじく並んで餌食べてる光景がみられる。
- 8月22日 スーパーくち木の産卵セットにメス投入。ケースはサンコーパーティションケースの小。
- 加水等はせず,湿らせたマットにそのまま埋め込む。(使用マット:フジコン 昆虫飼育マット 標準発酵タイプ)
- 8月24日 普通の朽ち木の産卵セットにメス投入
- 樹皮を剥いて,加水・陰干ししたのちマットに埋め込む。ケースは100円ショップのプラケで,朽ち木入れたら脇のスペースは両側それぞれ1cmちょっとずつしかないような状況。(マットは同じ)
- 9月に入るあたりで,普通の朽ち木で組んだセットは産卵木がガンガン削られて外から大量の木くずが見えるように。
- 9月6日 少し前からスーパーくち木セットに入れたメスがマットの上をうろつくようになったので回収。
- 9月7日 普通の朽ち木セットに入れたメスがマットの上に出てきていたので回収。
- 9月24日 少し前から普通の朽ち木セットのマット部分に白い菌糸が回ってきて,朽ち木の上部にもキノコが生え始めてしまったので少し早いが割り出すことに。
- 初令~2令の幼虫16匹を回収。
- 割り出し直前のケースの様子。濃い茶色の部分は昆虫マットで,薄い茶色部分が削られた朽ち木。
- 9月25日 スーパーくち木も割出し
- 卵・幼虫ともに何もなし。スーパーくち木は産卵木には向かないらしい。(少なくとも,普通の朽ち木のほうが簡単)
室温は,家の設備が古いせいもあって一日中クーラーつけても30℃をキープ状態(昼も夜も)。居間に置いているので,人も同じ気温で過ごしていて暑かった。それでも立派に産卵してくれたので,コクワのブリードは初心者でも簡単と言えるだろう。
割り出しの詳細な回想は後日。