虫飼育の備忘録とか

4歳の息子が虫を飼いたがった流れでカブトやらクワガタやら飼うことになりました。

カブトムシ蛹化

ホームセンターでもらってきたカブトムシ幼虫が早々に蛹化した。小柄なオスである。

f:id:don-don-donuts:20210530172023j:plain

もらってきて今の容器に移したのが4月25日なので,3週間弱での蛹化だった。小さい幼虫だったのがそのまま小さい蛹になるのかと思っていたら、その通りだった。羽化が楽しみである。
mushi-memo.hatenablog.com

元から育てていた方のカブトムシ幼虫達は,そろそろ前蛹かというところ。

コクワガタがまた羽化した。3匹目だが,皆メスである。
鞘翅(前翅)は真っ白で,後翅を乾かしている最中だ。無事に羽化を終えて欲しい。
f:id:don-don-donuts:20210530233203j:plain

オオクワガタの産卵セット途中経過(幼虫確認)

先日メスを取り出した産卵セットのことがどうしても気になってしまい(ダメ),産卵木を持って手に力を入れてみたら,表面がパカっと取れて幼虫が出てきた。

マットに落ちたところ。産まれたて初令か。
f:id:don-don-donuts:20210530205346j:plain

とりあえず,出てきた幼虫は埋め込んでいたDOSの生オガ発酵マットをプリンカップに詰めて移動。産卵していたことは確認できたので一安心である。
f:id:don-don-donuts:20210530205342j:plain

今回,まだ割と硬い産卵材を無理やりばらした形になってしまい,もう一匹いた幼虫を潰してしまった。反省して,今度からは慎重に行動したい。
なお,今回確認したのはむし社産卵木&フジコンジャンボくち木のセットで,割ったのは幼虫むし社で購入した産卵木の方である。死んでしまったのも入れると2匹の幼虫が確認できた。

mushi-memo.hatenablog.com

コクワガタ2匹目羽化,カブトムシ蛹室確認

先日羽化したコクワガタの少し後に蛹になったミニサイズのメス蛹が4日違いで羽化していた。
同じ場所に置いており気温条件が同じなので、蛹の期間もほぼ同じのようだ。

f:id:don-don-donuts:20210530181904j:plain

鞘翅(前翅)の色が薄くさらに腹も小さくなりきっていないので,羽化してからの時間は1匹目の発見時よりも経っていなさそう。

また,うちで育てていたカブトムシ幼虫がやっと蛹室を作り始めたのを確認。先日ホームセンターでもらってきた方の幼虫は,少し前から蛹室を作っている。そろそろ蛹化か。
今後が楽しみである。

先日産卵を確認したクロオオアリだが,やっと写真を撮れた。土曜日よりも卵の数が増えている。
クロオオアリの卵はオレンジ色。
f:id:don-don-donuts:20210529115629j:plain

クロナガアリの卵は白色。オオアリ属とクロナガアリ属の違いか。
f:id:don-don-donuts:20210529120502j:plain

クロナガアリ女王と比較すると大きさが際立つ。
f:id:don-don-donuts:20210520080328j:plain

コクワガタ初羽化,クロオオアリ産卵開始

一番に蛹になっていたコクワガタ♀が朝起きたら羽化していた。既に羽が茶色いので,昨晩から羽化し始めたのだろうか。
羽化不全の様子はひとまず見られないので安心である。

f:id:don-don-donuts:20210529124208j:plain

蛹化の確認が4月25日なので,蛹の期間は3週間(21日)で,平均的な経過となった。
mushi-memo.hatenablog.com

その他のコクワガタ幼虫も続々蛹化中。

容器底で蛹化したため斜めにして管理していた蛹がまた転がってしまっていたので,また人工蛹室を作成した。
f:id:don-don-donuts:20210530175942j:plain
f:id:don-don-donuts:20210530175543j:plain

観察のしやすさは抜群。
f:id:don-don-donuts:20210530175539j:plain

また,先週日曜日に捕獲したクロオオアリが,捕獲して6日後の土曜日に産卵しているのを確認。ひとまず環境は合っていなくはないようで,安心である。

コクワガタ 人工蛹室作成

容器の底に蛹室を作っていたため斜めにして管理していた容器を見たら,蛹がない……緊急事態だと容器の蓋を開けてみたら,なんとマットの上に転がっていた。写真右下に蛹室とつながっている穴が見えるので,動いた拍子に落ちてしまったのだろうか。
f:id:don-don-donuts:20210529121546j:plain:w480

「いざというときのためにオアシスを用意しておくとよい」とどこかで読んで買っておいたオアシスが役に立つときがやってきた。コクワガタの人口蛹室なんてティッシュで十分と言われるかもしれないが,オアシスで作ってみたいのだから仕方ない。
人口蛹室の作り方は検索すれば色々出てくるが,この記事が簡潔で図も分かりやすかったので参考にした。

人工蛹室作成

ポイントは,

  • 蛹室の長さは蛹の2倍程度
  • 蛹室の幅は蛹の1.3倍~1.5倍程度
  • 長さ方向には15°程度の傾斜をつけて,頭側を高いほうに置く。
    • 高低差が足りなければ,人口蛹室の下割りばしを置くなどして傾斜の調整は可能。
  • できれば縁には返しを付ける。
  • 大まかな形はスプーンで削り,最後に湿らせた状態にしてから指でこすって形を調整しながら表面を滑らかにする。
  • 作成後水を吸わせ,オアシスから水が滴り落ちてこない程度に水を切り蛹を入れる。
    • スプーン等を使いながら慎重に蛹を移動。

実際に作った流れ。

蛹の大きさを測りつつ,大体の大きさを決定。
f:id:don-don-donuts:20210529121549j:plain:w320

形状を作り,吸水させたところ。
f:id:don-don-donuts:20210529121555j:plain:w320

蛹を投入。大きさはよい感じに見える。
f:id:don-don-donuts:20210529121539j:plain:w320

容器に入れて管理。無事に羽化してほしい。
f:id:don-don-donuts:20210529121543j:plain:w320


オオクワガタの産卵セットのうち,一つではメスがずっと上を歩き回るようになったのでセットから取り出した。産卵してくれているとよいのだが。

f:id:don-don-donuts:20210530205552j:plain

クロオオアリ女王捕獲

東京でクロオオアリの結婚飛行が行われているという情報を目にしたので,日暮れ前に近所の公園に駆け込んだ。

草の生えているところにいくつかコロニーがあり、ワーカーと羽蟻がウロウロしている。
右にいる一際大きい羽蟻が新女王。左のワーカーの群れの中にいる小さい羽蟻がオス。
女王蟻の大きさと迫力は,直接見るとすごい。
f:id:don-don-donuts:20210518141353j:plain

羽のある未交尾の女王がたくさん巣の周りをウロウロしているが,既に羽蟻はあまり飛んでいない。
公園をウロウロすること1時間弱、コンクリの歩道を歩いている脱翅女王を発見!
無事確保に成功した。
f:id:don-don-donuts:20210518141357j:plain

公園では完全に不審者だったが,目的が達成できたのでいそいそと退散。見つけられてよかった。
それにしても大きいな、クロオオ女王……

コクワガタの蛹化確認

4月10日に蛹室を確認したコクワガタ幼虫が蛹となっていた。雌である。

f:id:don-don-donuts:20210516232323j:plain

mushi-memo.hatenablog.com

なお,蛹室確認と同じ日にマット交換した3令なりたて幼虫はこの2週間ででっぷり成長し,去年3令になったものの大きくならなかった個体よりも大きくなってしまった。さすが高カロリーオオクワマットの威力なのか,個体差か,あるいは両方か。

そして,ホームセンターに買い物に行ったら「一家族一つプレゼント!」とカブトムシの幼虫が置いてあり,思わずもらってきてしまったために我が家のカブトムシ幼虫が5匹になった。1Lボトルがなかったので,とりあえずコバエシャッターの小ケースを仕切りで区切って飼育することに。
f:id:don-don-donuts:20210516232320j:plain

元からうちにいた幼虫と比べるとだいぶ小ぶりである。このまま小さい成虫になるのだろうか。