ヒラタクワガタ ペアリング
去年は交尾産卵を諦めたヒラタクワガタ(2020年生まれ)のペアリングを試みる。
ヒラタクワガタのペアリングの方法については記述したサイトがたくさんあるが,結局このサイトの情報を参考にした。
ookuwagata-fan.com
最終的に成功した手順は以下の通り。
- 小さいケースに,隠れ場所を多く用意してヒラタクワガタのオスを投入。
- ケースにはコバエシャッタータイニーを使用。
- ハスクチップを薄く引き,昆虫ゼリーを入れた。
- しばらくして落ち着いたころに,メスを投入。
- オスがメスに近づいてはメスがゼリー台の陰に逃げ込む,を繰り返す。このままだと埒が明かないのでゼリー台をそっと取り出す。
- オスがメスに近づくとメスがオスの足を顎で挟むが,オスは反撃せず,メスに覆いかぶさって捕まえようとする。
- オスがその気になっていないときはメスが顎で雄の足を挟んだ瞬間にプロレスが始まる。その場合はペアリング中断してメスを取り出す。
- メスが一向に落ち着く様子がない。オスが落ち着いている様子なので目を離しても大丈夫と判断し,観察を諦めケースを厚紙で囲い暗くする。
- 昼食前にペアリングさせるつもりだったのに終わらないので,諦めて食事をすることにした。
- 囲った直後に中をのぞいたらそれまで逃げようともがいていたメスの動きが止まっていたので,暗くするのは有効だと思う。
- 1時間ほどして中を見ると,オスとメスが離れてお互いに興味なさげにしているので交尾終了と判断。
- メスを産卵セットに移動。
- コバエシャッター小に,マットは産卵一番を使用。産卵材はなし。
試したがダメだったこと。
- 先にメスをケースに入れて,オスを上に乗せる。
- 何度試してもクワレスが始まった。
- ハスクチップのみを敷いてオスを入れ,しばらくしてからメスを投入。
- オスがメスに近づく → メスが顎で雄を挟む → オスの反撃 となってしまった。最初はメスが逃げ込みオスが手を出せない場所を作っておいたほうがよい。
暗くするための囲いについては,こんな感じの適当なものでOK。
クワレスの様子はこちら。ひどいときは「メキッ」という音が聞こえて気が気ではなかった。