虫飼育の備忘録とか

4歳の息子が虫を飼いたがった流れでカブトやらクワガタやら飼うことになりました。

コクワガタ 産卵セット

1週間ほど前からコクワガタの同居ペアリングを開始しており,メスを産卵セットへ移すことにした。
同居ペアリング開始時にはメスが2匹とも生きていたが,数日後に内1匹が死亡。野外採集個体なので,寿命だろうか。
メス2匹で産卵セットは2つ組むつもりだったが,一つだけになった。

最初に仕込んだフジコンくち木のバクテリア材1本,マットは産卵一番,ケースはコバエシャッターミニ。産卵木から剥がした樹皮を敷いた。
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うまくいってくれるとよいのだが。

オオクワガタ産卵セットの経過

産卵木の状態を確認しやすいようにと転がしにした産卵セットの状況を確認してみた。
両方のセットともに,むし社の産卵木がボロボロに削られている。あまり削ってばかりなのは産卵が見込めないともいうが……
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もう一本(カワラ材とジャンボくち木)はほどほどに噛まれているようである。産卵木を見ても結局よくわからないので,マットを足して埋め込みにセットすることにした。
卵の割り出し動画を見て同じようにすればいいのか?などと考えてもいたが,初心者は初心者らしく2ヶ月後に状態確認をすることにしよう。

クロナガアリ飼育開始

きっかけは何だか忘れてしまった。
蟻のコロニー飼育ができるということを知ったら,どうしても飼ってみたくなってしまった。
しかも季節は春。羽蟻が飛ぶ,つまりは女王蟻の誕生する季節。こんな時期に蟻の飼育に興味を持ったのは,もう運命としか思えないのである。

女王蟻の捕獲のために吸虫管を自作もしたのだが,クロナガアリの女王蟻3匹セットが安価で売っていたので思わず購入してしまった。
クロナガアリは複数の女王蟻が共同でコロニーを作る多雌創設を行う種なのだ。

自作の試験管巣にお迎え。
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購入時に既に産んでいた卵を試験管の壁にくっつけている。どうも,石膏を湿らせようとして濡らしすぎたようだ。これから無事に増えていってくれるだろうか。
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オオクワガタ 産卵セット投入,ヒラタクワガタ 産卵確認

オオクワガタの同居ペアリングを開始して2週間程度経過し,最初はメスを見つけると追いかけていたオスがメスに興味をなくしていたため,交尾が終了したと判断。メスを産卵セットに移動した。

交尾をしていない可能性もあるので,産卵材の様子を確認しやすいようにマットには埋め込まず転がしにしてみる。
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産卵材は1セットにつき2本。以下の組み合わせで比較してみることにした。

  • むし社で購入した産卵材・小(5本セット)のうち一本とフジコンジャンボくち木、両方ともバクテリア
    • ♂2020年9月羽化 F3 × ♀2019年6月羽化 F4
  • むし社で購入した産卵材・小(5本セット)のうち一本で作成したバクテリア材と、天然カワラ材
    • ♂2020年7月羽化 F4 × ♀2020年6月羽化 F3

先日産卵セットに入れたヒラタクワガタについては,翌日には産卵を確認。交尾はうまくいったらしい。
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ヒラタクワガタ ペアリング

去年は交尾産卵を諦めたヒラタクワガタ(2020年生まれ)のペアリングを試みる。

ヒラタクワガタのペアリングの方法については記述したサイトがたくさんあるが,結局このサイトの情報を参考にした。
ookuwagata-fan.com

最終的に成功した手順は以下の通り。

  • 小さいケースに,隠れ場所を多く用意してヒラタクワガタのオスを投入。
    • ケースにはコバエシャッタータイニーを使用。
    • ハスクチップを薄く引き,昆虫ゼリーを入れた。
  • しばらくして落ち着いたころに,メスを投入。
  • オスがメスに近づいてはメスがゼリー台の陰に逃げ込む,を繰り返す。このままだと埒が明かないのでゼリー台をそっと取り出す。
  • オスがメスに近づくとメスがオスの足を顎で挟むが,オスは反撃せず,メスに覆いかぶさって捕まえようとする。
    • オスがその気になっていないときはメスが顎で雄の足を挟んだ瞬間にプロレスが始まる。その場合はペアリング中断してメスを取り出す。
  • メスが一向に落ち着く様子がない。オスが落ち着いている様子なので目を離しても大丈夫と判断し,観察を諦めケースを厚紙で囲い暗くする。
    • 昼食前にペアリングさせるつもりだったのに終わらないので,諦めて食事をすることにした。
    • 囲った直後に中をのぞいたらそれまで逃げようともがいていたメスの動きが止まっていたので,暗くするのは有効だと思う。
  • 1時間ほどして中を見ると,オスとメスが離れてお互いに興味なさげにしているので交尾終了と判断。
  • メスを産卵セットに移動。
    • コバエシャッター小に,マットは産卵一番を使用。産卵材はなし。

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試したがダメだったこと。

  • 先にメスをケースに入れて,オスを上に乗せる。
    • 何度試してもクワレスが始まった。
  • ハスクチップのみを敷いてオスを入れ,しばらくしてからメスを投入。
    • オスがメスに近づく → メスが顎で雄を挟む → オスの反撃 となってしまった。最初はメスが逃げ込みオスが手を出せない場所を作っておいたほうがよい。

暗くするための囲いについては,こんな感じの適当なものでOK。
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クワレスの様子はこちら。ひどいときは「メキッ」という音が聞こえて気が気ではなかった。
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コクワガタの蛹室確認

コクワガタ幼虫の飼育容器を確認したところ,ちらほらと蛹室ができ始めている。

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こっちは容器の底に蛹室を作ってしまった。人工蛹室への移動も考えたが,ケースを倒して対応することに。
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2令幼虫で越冬した幼虫が脱皮して3令になっていた。マットが劣化していたので,時期としてはギリギリだがマット交換を行うことにする。
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体の幅が頭と同じくらいで,3令なりたてという感じ。
使用マットは,先日のマット交換と同じDOSの高カロリーオオクワマット。さあどうなるか。
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